Release: | 1.1 |
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Date: | October 21, 2010 |
Note
注) ※ 印はまだ自身のないところです。
– Hello, World¶
機会があったら紹介します。
>>> print('Hello, World!')
Hello, World!
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 | #!/usr/bin/env python
#-*- coding:utf-8 -*-
"""Echo 'Hello World'"""
print('Hello, World!')
'''
Created on 2010-09-08
@author Komiyam Iyori
'''
|
$ python HelloWorld.py
Hello, World!
[1] Python2系と3系ではprintの書き方が異なります。
注釈
[1] | print文はPython3から関数に変更になりました。 |
Python2系 | Python3系 |
print ‘hoge’ | print(‘hoge’) |
print ‘foo, ‘bar’ | print(‘foo’, ‘bar’) |
print ‘gau’, | print(‘gau’, end=” “) |
一番上は2系と3系で互換性があるのでなるべく同じように書くといいと思います(※)。
– 変数を使う¶
変数を定義するというのは、変数という箱にオブジェクトを代入するということです。
>>> box = 1 # boxという変数の箱の中に1という値を入れる(代入)
>>> box
1
>>> a = 1
>>> a
1
文字、あるいは文字列の場合には、アルファベットの場合はそのままの文字、日本語の場合には文字コードが表示されます。
>>> n = 'a'
>>> n
'a'
日本語の文字列を扱う場合はUnicode文字列を使いましょう。
>>> n = u'あ'
>>> n
u'\u3042'
きちんと表示するためには、print文(Python3の場合は関数)を使います。
>>> print(n)
あ
変数には、大小アルファベット、数字、アンダースコア( _ )が使えます。
>>> a1 = 1
>>> print(a1)
1
>>> _a = 'underscore'
>>> print(_a)
underscore
>>> a = 1
>>> A = 'one'
>>> a
1
>>> A
'one'
>>> 1a = 1
File "<stdin>", line 1
1a = 1
^
SyntaxError: invalid syntax
変数名には次の一覧にある予約語は使用できません。
Note
and as assert break class continue def
del elif else except exec finally for
form global if import is lambda not or
pass raise return try while with yield
print
予約語を変数名に使おうとするとエラーが出ます。
>>> and = 0
File "<stdin>", line 1
and = 0
^
SyntaxError: invalid syntax
print文はPython3系から関数になっているので変数名にできますが、使わないほうが無難だと思います(※)。
>>> print = 'print'
>>> print
print
変数の名前のつけ方に関しては、`:pep: 8` を参照してください。
Note
PEP8公式: http://www.python.org/dev/peps/pep-0008/
日本語訳: http://oldriver.org/python/pep-0008j.html
マインドマップ版: http://www18.atpages.jp/hazimarino/mindmap/python/Python_pep8s.html
変数定義いろいろ。
>>> n = 1
>>> n
1
>>> b = 'bar'
>>> b
'bar'
>>> c = d = e = 7 #←同値同時代入
>>> c, d, e
(7, 7, 7)
>>> x, y, z = 1, 2, 3 #←複数同時代入
>>> x
1
>>> y
2
>>> z
3
>>> x, y = y, x #←同時入れ替え
>>> x
2
>>> y
1
変数どおしの計算はきちんと中身の値が使われます。
>>> width = 20
>>> height = 5 * 9
>>> width * height
900
変数の同時入れ替えの簡単なサンプル
>>> def fib(n): # n までのフィボナッチ級数を出力する
... """Print a Fibonacci series up to n."""
... a, b = 0, 1
... while b < n:
... print b,
... a, b = b, a+b
...
>>> # 今しがた定義した関数を呼び出す
>>> fib(2000)
1 1 2 3 5 8 13 21 34 55 89 144 233 377 610 987 1597
>>> a = 1 # 数値を代入
>>> a
1
>>> a = 'あ' # 数値が入っていた変数に文字列を入れる
>>> print a
あ # エラーなく表示される
Note
間違いなどがあったら、教えていただけると嬉しいです。
[2010-10-21] @Tomoki_Imai さんから日本語文字列についてご指摘をいただきました!
親切にご指導していただき本当にありがとうございます。
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